室内リフォーム 施工事例

【施工事例】マンションの和室を置床工法でフローリング工事を実施

仙台市内のマンションの1室のフローリング工事を実施しました!

今回の工事では置床工法(二重床工法)と呼ばれるマンション特有のフローリング施工方法を行いましたのでご紹介します。

 

フローリング工事前の和室の状況

工事を行う前の和室の様子です。一見、一般的な一軒家やアパートと同じ様に畳が敷いてあるように見えますが…。

 

畳の下は木やコンクリートの下地…では無く分厚い発泡スチロールが敷き詰められいます。これらは断熱材・防音材の役割の他、床の高さを調整する役割も兼ねて敷かれています。

 

当然、発砲スチロールの上からフローリング固定する事は出来ません。全ての発砲スチロールを撤去すると、その下には更に水平調整用に大量の砂が敷かれています。

これらも全て撤去して、始めてフローリング工事を開始できます。

 

置床工法(二重床工法)でのフローリング工事の開始

畳の撤去、発砲スチロール・水平調整用の砂の撤去が完了し、満を持してフローリング工事を進めていきます。

しかし、置床工法でのフローリング工事は木造の一般的な工事方法とは下地の造り方が大きく異なります…。

置床工法では、写真のような「支持脚」と呼ばれる部材を床に設置し、フローリング用の下地を造成していきます。

部材の写真だけではイメージが沸かないと思いますので、下記に実際に使用している様子を紹介致します。

 

画像出典:万協フロアー

支持脚は写真のような設置方法を取ります。実際には下記のような工程で下地造作を進めて行きます。

 

置床・二重床フローリング工法の進め方

  1. 支持脚を定間隔でコンクリートスラブに設置
  2. 水平調整を行う
  3. 支持脚とコンクリートをボンドで接着
  4. 支持脚の上にパーチクルボードを置き、床下地を作る

ます、このようなフローリングの施工方法を取る事で、以下のようなメリットを得る事も出来ます。

 

置床・二重床フローリング工法のメリット

  1. 床スラブと床下地の間に大きな空間が出来るため、断熱効果が得られる
  2. 支持脚に付いている防振ゴムの効果で、防音効果が得られる
  3. 防音使用では無いフローリングも施工可能のため、選べるフロア材の色・柄等の選択肢が豊富

 

置床・二重床フローリング工法で掛かる費用

置床工法でのフローリング工事は通常のフローリングとは以下の3点が異なります。

  • 処分費(発砲スチロール、砂)
  • 材料費(支持脚・パーチクルボード)
  • 下地造作方法(通常は根太・合板張り)

加えて、置床工法はマンションで行われる施工方法のため、高層階で工事が行われる場合、廃材や資材の運搬費用も別途必要になる事が多いです。

そのため、どうしても通常のフローリング工事より割高になってしまい、6畳間の場合12~15万円程度の費用が必要となります。

 

置床工法(二重床工法)での下地造作が完了

置床工法でフローリング下地が完成しました!ここまで来れば、後はフローリングを張り仕上げて行くだけです!

 

置床工法でのフローリング工事が完成

置床工法でのフローリング施工が完了しました!当社では幅広い工法のフローリング工事も対応可能です。

ご依頼の際は下記フォームよりお問い合わせください(^^)

 

 

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