歩くだけで揺れ、沈み込んでしまう床フローリングを開口
マンション1階に居住している方より、「歩くだけで床が大きく揺れ、沈む感覚がある…」との事で点検依頼を承りました。
床を開口し、振動と沈み込みの原因の調査を行います。
振動・沈下の原因は床束の機能不良
開口の後床下を点検した結果、木製の床束が地盤沈下・木材の経年痩せ等の原因で、束石に接触する事無く宙ぶらりんの状態になっていました。
以前も同様の症状が生じた際に打ち込まれたと思われるくさびも全く機能していない状態です。
「床束が意味を成さず、12mmのベニヤ板だけで床全体を支えている状態となっている」それが床の振動と沈み込みの正体でした。
木製束→鋼製束へ入替・補強を行う
原因が判明した所で、床の支持の役目を果たせていない木製束は全て撤去を行いました。
代役として支持長さを調整でき、痩せ等の劣化も無い「鋼製束」を新たに設置します。
沈み込みがみられる範囲は全て入れ替えが完了しました!
アフターメンテナンスのため床点検口も作成も併せて実施
床には新たに点検口を設け、経年変化でまた別の箇所で補修が必要になった場合、すぐに対応が可能な準備を行います。
このように当社では床の補強・補修工事の施工事例も多数ございます。
点検・補修のご要望がありましたら下記フォームよりお気軽にお問い合わせください!